平成28年12月の言葉

12月の言葉                良きしめくくりのおかげを!
 12月、今年も最後の月がやってきました。10月4日、突然、脳出血で倒れた私は、神様に助けて頂き、一命をとりとめ、11月15日退院させて頂いて、12月を元気に教会で迎えることができました。
 去る11月13日、生神金光大神大祭の時に、参拝していた姪のさくらが、夜、生後9ヶ月になる息子を寝かしつける時、胃から食べ物が逆流してくるのを感じ、「食べすぎてしまった」と思ったそうです。楽しいお直会の席で、唐揚げがあまりにも美味しく、しこたま食べてしまったとのこと。そして、激しい嘔吐に一晩中苦しんだそうです。苦しみながら、食べすぎた自分を反省し、神様や、それによって、思うように寝つけない息子にごめんなさいと心から思ったときに、その日大祭で聴いた、員夫先生のお話にあった、教祖様の「信心しておるから一生患わぬと思うなよ。…信心していても、人の身は生身であるから患うことはあると思い、また患っても、死なないと心に決めておけばよい」というみ教えと、私が救急処置室で、朦朧とする中、「血圧200、これ以上になると危険です」との医師の声がきこえた時、「これ以上にならなければいいんだ」と思い祈ったという言葉を励みに、朝まで乗り切ることができたそうです。
 今日、ご大祭できいたみ教えやことばが、さっそく、自分の身を助けることになる、これが生きた信心なのだと思います。苦しんだけど、そこから得るものは大きかったのでは? この一年をふり返って、私たちは、み教えを身をもってどこまで、生きたものとさせて頂いてきたでしょうか? 
 良きしめくくりのおかげを頂きましょう。




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