２月の言葉　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤守先生の願いをいまに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜藤守先生百年祭をお迎えして〜
　２月、如月の月を迎えました。１月２８日には、待ちに待った近藤藤守先生の百年祭が大阪難波教会隣のエディオンアリ−ナ（大阪府立体育館）で、盛儀に厳かに執り行われました。藤守先生の流れをうけた全国約３２０の教会、国内は北海道から沖縄まで、そして韓国、北米からも１８００人近くの信奉者が参集し、実に壮観でした。芝教会からも１９名の信奉者が参拝させて頂き、綿引さやかさんが、金光大阪高校からの依頼を受けて、吹奏楽部の皆さんと「糸」を献歌させて頂いたこともありがたい事で、先代大場先生夫妻もどれだけお喜びだったかと思います。お天気は快晴、前日までの寒さがうそのような温かい日。まさに藤守先生日和と言うにふさわしい一日でした。
　私は、４年前から奉迎委員として微力ながら参画させて頂いて参りましたが、昨年、脳出血で倒れ、何とか命を助けて頂き、この日までに元気になって御用をさせて頂きたいとの願いを持ってきました。おかげを頂き、その願いもかない無事祭員の御用をさせて頂くことができたことは、親神様はもとより、藤守先生の御霊神のお守りのおかげと、有難く胸がいっぱいになりました。
　藤守先生が開いて下さった東京布教の道、とりわけ、この芝教会初代教会長・大場吉太郎先生が、藤守先生のお取次によって助けられ、その喜びで、東京布教の御用をさせて頂きたいと願い、この芝教会が開かれ、１２８年の間、私も含めて数多くの人々が救い助けられ、そのお働きが今も続けられているということへの限りない御礼の思いと、百年という節を迎えて、藤守先生の願いをさらに明確にし、現わしていくことが私たちのつとめなのだとの思いを新たにさせて頂きました。