平成30年1月の言葉


1月の言葉           人を助けて我が身助かる信心を!
                〜首都圏布教百三十年のお年柄を迎えて〜
 今年は戌の年です。戌の年といえば、江戸時代の末期、度重なるご苦労の中、このお道を開いて下さった教祖・生神金光大神様が戌年生まれでいらっしゃいます。
 犬といえば、飼っておられる方が数多くおられますが、犬と一緒に生活することで、どれだけ多くの方が癒やされ、助けられていることでしょう。
 「忠犬ハチ公」のお話しは知っておられる方が多いと思います。昭和の初めの頃ハチという名前の秋田犬が、自分を可愛がってくれた主人が突然亡くなり、死んだことを理解しないハチは渋谷の駅前で亡き主人を七年の間待ち続け亡くなりました。新聞に取り上げられたことで「忠犬ハチ公」として有名になり、銅像までできました。愛情深く、忠誠心が強い、犬の特徴が良く出ているお話しです。では戌年生まれの人間の性格はどうでしょう。@正義感が強いA協調性があるB真面目で働き者C思いやりがあり親切D忠誠心が強いE人に仕えることを喜びとする…等とにかく人の助かるお役に立つことを喜びとするという気質があるようです。
 教祖様は「自分のことは次にして人の助かることを先にお願いせよ、そうすると自分のことは神がよいようにして下さる」とみ教え下さっています。
 今年は、この東京にお道が開かれて130年の節の御年です。戌の年の教祖様に神習い「人を助けて我が身助かる信心を」との実践目標を実践し、共に助かり、親神様、教祖様に、そしてこのお道を東京に開いて下さった先人にお喜び頂く一人ひとりとならせて頂きましょう!




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