「一歩前へ！」
４月の言葉　　　　　　　　　　　　〜押して願っておかげを受けよ！〜
　今年の桜は例年より開花が早く、すでに満開を過ぎ桜吹雪となっています。４月を迎えピッカピカの新入社員が希望と不安に胸ふくらませ街を歩いています。学生の皆さんも元気よく入学、進学し、新しい一歩を踏み出しました。そんな姿を見て、自分が新しい世界に踏み出した時のことを思い出します。踏み出すと言えば、宅急便が始まってしばらくたった頃、クロネコヤマトのCMで「一歩前へ」というコピーがありました。それは宅配業界で初の時間指定ができるようになったことで、その時感激したことを今も鮮明に覚えています。それ以来、宅配業界のトップを走っていることにいつも感心させられています。　人間は、常に一歩前へ進んでいくことによって、自分に頂いている力を存分に発揮することができるのではないでしょうか。信心においても同じ事がいえます。
　教祖様は神様へのお願いの仕方について「自分から日切りをして願え。一週間とか一日とか、今のことを今とお願い申しておかげを受けよ。一度日切りをしてお願いし、おかげのしるしがなければ重ねて願え。それでもしるしがなければ、なおもう一度と三度までは押して願え。願い主があきらめてはいけない。押して願っておかげを受けよ」とみ教え下さっています。
　願い主本人が決してあきらめず、どこまでも願い通すことで、神様に届きます。その必死さが神様をそして人をも動かすのです。
　社会人一年生の方も、そして、私たち一人ひとりも、この「一歩前へ」の心で信心しておかげを頂きましょう。