去る3月11日、突如襲ってきたＭ9.0というとてつもないレベルの東北地方太平洋沖地震、
またそれによって世界最大級の巨大津波に襲われ、東北地方全域を中心に現在12,700人
に上る人々の尊いいのちが奪われ、また安否不明者が7,000人を超えるといわれています。
そして現在も160,000人を超える人々が、家を失くし、家族を亡くし、また家族の行方を捜し
て悲しみの中、避難生活を余儀なくされています。
──いまこのような中、私達に何ができるでしょうか？それは被災者の方々の助かりを一心
に祈り続けること、そして、募金を送らせて頂くことだと思います。そこで皆様方に祈りと愛の
手を頂き、募金に温かいご協力を頂きたいと存じます。

○去る３月１９日(土)１３時より１６時までの３時間、そのような思いをこめて、他教会や繋
がりある諸機関にお誘いをかけ、芝教会のメンバーを中心に１１教会の老若男女４７名の
メンバーが集まり｢東日本大震災被災者救援街頭募金｣を、数寄屋橋交差点付近で行
いました。
参加メンバーの中には気仙沼から上京している７名の大学生(被災者家族)も加わり、皆
で心一つに、声を張り上げがんばりました。その結果｢４７万５､３１５円｣という募金が集ま
りました。 多くの人の｢いま、被災者の方々に向けて何かさせてもらいたい｣との思いの表れ
だと思います。そこに、同日午前中の資源回収協力者の方々よりの募金と、芝教会内の
春季霊祭の日までの募金を合わせて、
計８７万２０２８円の募金が集まりました。そして２３日に毎日新聞東京社会事業団
へ寄託させて頂きました。(新聞記事参照のこと)


☆ここまでの熱いご協力をありがとうございました。こうして一ヶ月がたちましたが４/７の深夜
に起こった大きな余震も原発の問題もあって、まだまだ被災地の方々は大変な思いをして
おられます。そこで募金も引き続き行っていきますので、どうかこれからもぜひ、被災者の
方々への思いを募金という形で現して頂ければと存じます。
　よろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金光教芝教会長　　宇都木あけみ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金光教芝教会ボランティアチーム　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 代表　藤原真彦